かわいいでしょう！

この愛らしいヨーロッパ調の赤ちゃんは

年賀メールとして、ストックホルムから来たもの。

1月も12日ともなると、郵便受けをのぞいても年賀状の数はグッと少なくなりますね。

仕事柄、カメラマン、デザイナー、イラストレーターとモノづくりの方も多いので

絵柄の楽しみも去ることながら、今年は文面にも注目し、じっくり読んでみました。

「いつになく平穏安泰なる年が望まれる、この初春、新年のご挨拶を申し上げます」

「すがすがしく　はろばると　こころにひなた広がりますように」

「今年が皆様にとって平和で幸多き年でありますように」

昨年を受けて、平和祈願は多く見受けられますね。

「お変わりありませんか？今年はゆっくりとお会いしたいですね」

「日帰りでもいいので、今年は”旅”実現しましょう」

「2月になったら連絡します」

ん？お誘いですか？ありがとうございます。

などなど、いろいろ嬉しい文面ばかりでしたが、今年のコピー部門、一等賞はコレかなあ。

「さしあたる　そのことばかり　思へただ

かへらぬ昔　知らぬ行く末　」(良寛）

先達から来た、さりげない年賀状でありました。

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今年もあたり前のように新年が来て、

変わりなくおせちを食し、

近所の神社に詣でて、一年の無事を祈願した。

昨年までは意識していなかったけれど、

今年はこの「あたり前」という言葉がなんとなくひっかかる。

暮れにフィギュアの浅田真央ウちゃんがいってた「いつも通り」という言葉。

長寿番組、紅白歌合戦の視聴率、最高値。

今年のお正月は「あたり前の良さ」を噛みしめよう。

「あたり前のお正月」を祝福、祝福。

そして、気がつくと福袋を3袋も購入していたのだった。

新年あけましておめでとうございます。

こんなわたしですが、昨年に引き続き、今年もどうぞよろしくお願致します。

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