連休というと、人々が去った東京で、のんび〜り過ごすのが常でした。
東京人としては、連休と年末年始の東京だけが、ある意味ふるさとの面影で、、。
人口が激減したゆる〜い東京を満喫するのが、密やかな楽しみでもありました。
ところが、今年は皆様が旅行を控えているという直前情報。
そこで、日本経済の活性化に微力を尽くし、穴場となった観光地へ行こう!と思い立ち、
老親の母連れで京都へ行くことになりました。
都踊り、懐石料理、、と予約を入れて行きましたが、なんと老親が体調を崩すはめに、、、。
そのため、ホテル(京都東急ホテル)あたりの町をてくてく散策。
西本願寺から東本願寺界隈で、ほぼ一日過ごすの巻き。ぜいたくというか、もったいないというか(笑)
でもね、連休後半だったこともあり、おもいきり静かな京都を味わっちゃいました。
あれ?小さなお団子屋さん(橘屋)があると思って、のれんをくぐると
「葉桜もち」なんて、風情のあるお餅があったり。
路地に入れば,猫が寝ていて、
花の供え物を欠かさない信心深い人々の生活がかいま見れ、
自動販売機には見知らぬ缶(美山の銘水とあった)を見つけ。しかもロイヤルミルクテイ60円!安い!
少々,歩き疲れたので、しもた屋のようなお茶屋さん「美好園」さんで一服。
抹茶とお干菓子。
あまり期待せず,入ったのだけれどお抹茶のまろやかな味にびっくり。
これはただものでないと思ったら、
西と東の本願寺さんと薮内流の茶道、御用達。明治5年創業の老舗とか。
今はご家族だけでやってらっしゃるお店だそうです。
そのおかみさんが東京で建設中のスカイツリーのことを
「なんでそんな高くしなくちゃあきまへんの。地震が起きたら、おこってきて凶器になりますでしょ」といってました。
確かにそうですなあ。古都,京都の町並みの中で聞くと納得します。
美好園では茶道体験http://www.bikouen.com/できるそうです。今度うかがいますえ。